2009年6月26日金曜日

ピクノジェノール

皆さんは今「健康」や「美肌」にとても関心の高い女性などが注目しているという「フラバンジェノール」という成分をご存知でしょうか。この「フラバンジェノール」は別名「ピクノジェノール」とも言い、その原料はフランス海岸松の樹皮の抽出物から来ているそうです。これは1945年に「マスケリエ博士」当時25歳がピーナッツの薄皮の赤い色素に毒性が無いかどうかを調べることを依頼された事から始まります。なぜなら、動物を飼育する際にピーナツの薄皮に毒性が無いかどうかを調べる必要があったから、だったそうです。それから研究の結果、博士は赤い皮には毒性が無いという事を照明してそれからもその科学的な構造の研究を続けました。そして1947年には「OPC」というプリフェノールを抽出する事に成功しました。この「OPC」が「ピクノジェノール」の源になるのだそうです。その後の研究では「OPC」が血管を強化する働きを持っている事が分かり、薬を開発することにも成功しています。しかしながらその後ピーナッツの輸入方法が変わったために、ピーナッツの皮が入手困難に陥り、ピーナッツと同じ成分の植物を探し出しました。それを発見したのがフランス海岸松であったと言われているのです。その他にもエピソードはあります。1535年、フランスの探検家「ジャック・カルティエ」がカナダのセントローレンス湾(現在のケベック地方)を発見しました。その後彼らは更に上流を目指し、かなり激しい寒波のため氷で閉じ込められてしまいました。そのために多くの隊員が「壊血病」にかかってしまいましたが、ある隊員の機転によって松の樹皮と葉からの抽出液を飲んで関節にも塗る事を思いついてたくさんの隊員の命を救ったそうです。この「壊血病」という病気はビタミンCの欠乏から起こるとされている病気ですが、その当時は長期の旅につきものとされていました。このころからも松の抽出物が利用されていたという良い証拠ですね。日本では最近耳にするようになってきた成分ではありますが、とても歴史のある成分なのです。